多可町でホタルを観賞!梅雨の闇夜に光が舞う!

その他釣り・外遊び

みなさんこんばんは。
播磨地域で釣りやアウトドアを楽しんでいるkazukiです。

もう6月になり、暖かいというよりは暑くなってきました。
梅雨が近付くこれくらいの時期になると、日本各地でホタルが見られるようになります。

私が住む明石周辺ではホタルが見られても、人工的に放流して孵化させたホタルのみであまり数がおらず、乱舞している様子を見ることはできませんが、兵庫県でも山間で自然が多く残る地域では野生のホタルが多く見られます。

昔は祖母の住む加古川下流域の水路なんかでも見られたらしいです。
今からは想像がつきませんよね。

さて、私は毎年家族でホタルを見に行っており、今年は多可町に行くことにしました。
多可町では毎年「ホタル祭り」なる催しをやっているのですが、今年は何の広報もなされていませんでした。
西脇も以前はホタル観賞に力を入れていましたが、近隣トラブルやコロナが重なったことにより近年はあまりPRしていません。
どこもそういった流れになってきているのでしょうか。

とは言えホタル観賞は子どもにとって貴重な体験!
ホタルの飛翔状況はわかりませんでしたが、例年の感じから、この時期なら飛んでいるだろうと踏んで行ってきました!

ホタルがいるのはこんな川

日本で見られるホタルは主に3種類で「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」になります。

種類によって光り方に違いがありますが、好む環境はほぼ同じと言われています。

ホタルは周辺に街灯がなく、綺麗な水辺を好みます。
水深が深すぎず、穏やかな水流で餌となるカワニナがいる場所に棲みつきます。
加えてコンクリートの三面護岸などではなく河川内に土砂が堆積していて草木が繁茂しているなどの条件がそろっている場所になります。

近年はそういった河川が減ってきていますよね。
貴重な自然を守っていきたいものです。

目指すは多可町を流れる野間川!

目指すは多可町八千代区俵田を流れる野間川。

昔からゲンジボタルが乱舞することで知られている地区です。
近くには巻き寿司で有名なマイスター工房八千代さんもあります。

この辺りの川沿いであれば恐らくどこでもホタルが見られます。

また、野間川上流にあるフロイデン八千代さんではホタル観賞の時期には駐車場を開放してくれており、フロイデン八千代周辺でもたくさんホタルを見ることができます。
駐車料金はかかりますが、遊歩道が整備されていたり、川へ転落しないように柵が設けられているなど、安全対策がなされているので小さいお子さんがいる家族にはオススメです。

ただ、基本は対岸に飛んでいるホタルを見る形になるので「もっと近くでホタルを見たい!」という場合はほかの場所の方が良いかもしれません。

橋の上なんかがおすすめです。

いざ、ホタル観賞!

時刻は20時前。

ホタルは大体これくらいの時間から飛翔する数が増えていきます。
現地に着いたころにはすでにホタル観賞の人がちらほらいます。

当たりが暗くなってきたころ、ところどころで黄色い光が見えだしました。
子ども達は「ホタル!ホタルおった!」と大はしゃぎ。
同じようにホタル観賞に来ていた子ども達と一緒に走り回ってホタルを追いかけています。

そしてしばらくするとあちこちでふわ~っと飛び始めます。
つたないですが、ミラーレス一眼を使ってパシャリ。

まだ草木に止まっているホタルが多く、飛び回っているホタルは少ないです。
それでも少し時間が経って暗闇が深くなると、乱舞とはいかないまでも、ホタルが舞い始めます。

虫が囀る中、ホタルが飛んでいるのをただぼーっと眺めているのは何とも言えない贅沢な時間です。
なかなか自分が住んでいるところでは味わえない贅沢感です。

ふわーっと淡い光を放ちながらあちこちを飛び回っています。

しかしよくホタルが乱舞している写真を見かけますが、あれどうやって撮っているんでしょうか。

肉眼ではめちゃくちゃ飛んでいるのに写真にするといかんせんしょぼくなってしまいます。(笑)

なかなかホタルの魅力が伝わるような写真を撮るのは難しいです。

ちなみに飛び回っているホタルはこんな姿。

これはゲンジボタルですね。
3種の中で一番大きく、強い光を放つ種類です。
よく似ているヘイケボタルとは頭の部分の黒い線が十字ならゲンジボタル、一本線ならヘイケボタルと見分けます。

ちなみにホタルからは何とも言えない匂いがします。
触った手を匂うと「んんっ?」となります(笑)

終わりに

正直今回はピークのタイミングではなかったとは思いますが、それでもたくさんホタルが見られてよかったです。

今回訪れた多可町の野間川上流ではこの時期ほぼどこでもホタルが見られます。
帰りに時々車を止めて川をのぞきこんでみましたが、結構な範囲で見られました。

なので、人が少ないポイントを見つけて車を止めればゆっくり、たくさんのホタルを観賞できます。

民家からも外れた観賞ポイントも多いので、周りに気兼ねなく楽しめると思います。

お子様連れはもちろん、大人だけで行っても癒されること間違いなしのホタル観賞。

一か月ほどの短い期間しか見られないので気になる方はぜひどうぞ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました