みなさんこんばんは。
播磨地域で釣りやアウトドアを楽しんでいるkazukiです。
まだまだ暑さは続いていますが、最近タチウオやアオリイカといった、秋を彩る魚種の釣果が東の方からちらほらと聞こえてきて、秋の訪れも少し感じつつあります。
さて、私は今まで色々な釣りを経験してきましたが、今回また新たに初めての釣りを楽しんで来ました。
今回挑戦したのはグレを狙った『フカセ釣り』。
たまたまなのか、それとも意識してなかっただけなのかもしれませんが、今まで海釣りしていても目にする機会が少なかったです。
そんなフカセ釣りに挑戦してきましたので、釣行を振り返っていきたいと思います。
釣行したポイント
今回釣行したのは明石の防波堤。
14時過ぎと真昼間の釣行です。
といっても、ポイントから道具まで全然わからないので、今回は協力な助っ人に同行してもらい、グレ釣りについて手取足取り教えていただきました。
休日の防波堤の先端と言えば、どこも釣り人が集まっているイメージでしたが、ここは貸し切り状態。
明石海峡大橋も一望できる良いポイントです。
足元にはスズメダイやサヨリ、小サバなんかがたくさん群れていました。
フカセ釣り独特の仕掛けやアイテム達
ひととおりフカセ釣りのレクチャーを受けて、早速実践してみることに。
まず、このウキを使った『全遊動仕掛け』というものが今までのウキ釣りのイメージと全く異なっていました。
ウキ釣りと言えばウキ止めでタナの深度を決める仕掛けのイメージだったので、ウキを固定しない仕掛けと言われて、はじめは「当たりはどうやって取るの???」となりました。
ウキを固定して、ウキに出た変化を見て当たりを取る、というのがウキ釣りのイメージだったので。
使用するウキもかなり独特で、ゼロ浮力のウキなんかも今までのウキ釣りの考え方とは全然違いました。
餌はオキアミを使います。
これだけは唯一なじみがありました。(笑)
釣り方は、撒き餌を使って集魚し、そこに仕掛けを馴染ませてオキアミで掛ける、というもの。
ただしそんなシンプルなモノではなく、撒き餌の打ち方やタイミング、打つ場所等、中々に考えることが多く、奥が深い釣りです。
早速実釣開始!
撒き餌を打ってみると、ぶわーっと魚が集まってきます。
注意深く見てみると、大半はスズメダイですが、青みがかかった別の魚の姿も確認できます。
撒き餌を打ってそこに仕掛けを投入します。
するとすぐに「今、掛かった!」と横から声を掛けられ、合わせるとググン!と強い引き。
上がってきたのは
小さいですが、本命のグレ!
ただ、釣れたのは釣れたんですが、正直私は全然当たりが分かりませんでした。(笑)
なので、どうやって当たりを取るかを再確認して、仕掛けを投入。
ウキ下に設置したマーカーやラインに生じる変化を見逃さないように注視します。
すると、マーカーがするするっと入っていくのが見えました。
すかさず合わせを入れるとググン!と気持ちのいい引き!
めっちゃ引いた気がしましたが、スレ掛かりだったようでサイズは同じくらいでした。
しかしグレを初めて釣りましたが、青みが掛かった体色がとても綺麗ですね~!
遊泳力が高いので引きも強くて、想像していたよりもかなりゲーム性が高くてのめり込みそうです。
今くらいの夏の時期はいわゆる『コッパグレ』と呼ばれる小型のグレが多く釣れるようですが、このサイズでもよく引いてくれます。
逆に20cmや30cmクラスのサイズになると、もっとすごい引きになってくるんでしょうね…!
その後もコンスタントに釣れてくれます。
だんだん慣れてきたのもあり、手前であれば当たりも明確にわかるようになり、後半は針掛かりもばっちりでした。
遠投したりするとラインでしか判断できないので、難しいです。
ただし、釣れてくるグレのサイズは~17cm程度のみ。
サイズを上げるためにウキ下を長めにとったり、遠投してみたりと色々と試しては見ましたがなかなか難しく、20cmを越えるような良型サイズを拝むことはできませんでした。
釣行のまとめ
17時くらいまでで、釣れたグレの数は8匹でした。
初めてフカセでのグレ釣りに挑戦しましたが、楽しい釣りでした。
今回は入門編だったので、基礎的な釣り方を会得しただけですが、ハマる要素はかなりあるように思います。
仕掛けややっていることはとてもシンプルなんですが、シンプルな分一つ一つの動作が釣果に直結している感じが良いですね。
まずは手前に撒き餌を打って、スズメダイ等の餌取の魚を留めておいて、沖に撒き餌を打ってそこに仕掛けを投入すると、遊泳力の高いグレが先に到達して釣れる、など撒き餌の打ち方や潮の動きだけでも色々考えることがあり、その考えて実践するというところに、グレ釣りの真髄を感じました。
年末のセールで道具一式を揃えてみましょうかね~!
もう8月も下旬です。
揖保川の渓流釣りが禁漁期間に入ってしまいますが、そろそろアオリイカやタチウオ等の釣りに忙しくなる時期ですので、楽しみです。
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