みなさん、こんばんは。
播磨地域で釣りやアウトドアを楽しんでいるkazukiです。
ここ数日は兵庫県南部でも雪が降るほどの寒さが到来。
雪が積もるほどではないものの、風が強いのも相まってとてつもない寒さです。
さて、そんな寒さの中ではありますが、先日三田にある青野ダムへとワカサギ釣りに行ってきました。
ちなみに去年釣行した記事はこちら。
毎年これくらいの時期に釣行している青野ダム。
今年のワカサギ釣りはどうだったのか、釣行を振り返っていきたいと思います。
釣行の準備と青野ダムの魅力
兵庫県三田市に位置する青野ダムは、関西でも屈指のワカサギ釣りスポットとして知られています。
毎年冬になると多くの釣り人が訪れ、寒さに耐えながらワカサギを狙います。
ここでは、アウトドアハウスアオノさんによってワカサギが放流されており、安定した釣果が期待できます。
今回の釣行も恒例行事の一環として、手動リール一本で挑戦してきました。
青野ダムでのワカサギ釣りは、電動リールを使用するのが一般的ですが、私は昔ながらの手巻きリールを愛用しています。
釣りの楽しみ方は人それぞれですが、手巻きリールならではのダイレクトな引きを感じられるのが魅力です。
朝7時半、アウトドアハウスアオノさんに到着すると、まずは受付を済ませました。
今年は昨年から少し値上がりし、ワカサギ釣りの料金が3,300円から3,500円に変更されていました。
こうした値上げは避けられないものですが、それでもワカサギ釣りの魅力を損なうものではありません。
受付後、ボートの発着場へ向かい、スタッフの方に台船ボートまで送迎してもらいます。

ここで毎回のように「今年こそ筏にならないかな」と淡い期待を抱くのですが、今回も台船ボートでした。
台船ボートは安定感があり、多少の風でも揺れが少なく快適ですが、筏の方がより魚影が濃いと噂されているため、次こそは筏で釣ってみたいものです。
台船ボートに到着し、釣り座を確保すると、いよいよ仕掛けの準備に取り掛かります。
扱いやすさと手返しを考えて袖針の1号、6本針仕掛けを使用します。
今回の餌も定番の紅サシを使用し、寄せエサとして「寄せっコ」を一番上の針にセットしました。
釣行開始!いきなりの大物登場
8時頃、仕掛けを投入し、ワカサギ釣りがスタートしました。

青野ダムでのワカサギ釣りは、底付近を狙うのがセオリーとされています。
特に気温が下がってくるとワカサギは底に行きがちです。
そのため、まずは仕掛けを底まで沈め、ゆっくりと様子を伺います。
すると、着底した瞬間に竿先が大きく沈みました。「おや?」と思う間もなく、ラインが左右に走り出しました。
この強烈な引き……これは間違いなくワカサギではありません。
「やってしまった!」と思いながらも、手巻きリールの利点を活かし、ゴリゴリと巻いていきます。
電動リールの場合、大物が掛かるとラインが暴れてしまい、隣の釣り人と絡まることもありますが、手巻きならコントロールしやすく安心です。
巻き上げると、姿を現したのは30cmほどのニゴイ。

ワカサギ釣りではお馴染みの外道ですが、これが釣れるとワカサギの群れが散ってしまうこともあるため、少々厄介な存在です。
初めてワカサギ釣りでニゴイを釣りました。
幸い、誰にも迷惑をかけることなく回収できたので、一安心でした。
渋い展開の中で粘りの釣り
気を取り直して再び仕掛けを投入。
今度は着底後すぐに仕掛けを巻き上げ、少し浮かせた状態で待ちます。

すると、プルプルッと可愛らしいアタリが!
「今年も無事にワカサギが釣れた!」
巻き上げると、小ぶりなワカサギが針に掛かっています。
ワカサギ釣りの醍醐味は、この繊細なアタリを感じることにあります。
相変わらず透きとおっていて綺麗な魚体です。
ここから調子を上げていくぞ!と気合を入れましたが、どうも例年に比べて食いが渋い様子。
ワカサギの活性が低く、アタリがあってもなかなか針に掛からないという状況が続きました。
それでもポツポツと単発で釣れ続け、11時頃には50匹を超える程度の釣果に。

例年ならこの時点で100匹を超えていてもおかしくないのですが、今年はどうやら厳しい戦いになりそうです。
時合到来!怒涛のラッシュへ?
疲れが出始めた12時前、突然アタリが急増しました!
「来た!時合突入だ!」
ワカサギの群れが回ってきたのか、周囲でも一斉に繊細な竿が曲がり始めます。
ここぞとばかりに仕掛けを投入し、次々と釣り上げていきます。
こういうときは2本竿だといいのになあと思います。
とはいえ手動リール2本は中々厳しいものがありますね(笑)
ここから怒涛のラッシュだ!と思っていましたが、30分ほどでラッシュは終了。
風も強くなってきたため、13時を迎える頃に納竿としました。

ちょうどトイレ休憩でほかの釣り人が全員いなくなりました。
これが台船ボートの様子です。
釣果と総括
今回の釣果は96匹と、目標の100匹に惜しくも届かず。
過去最低の釣果となってしまいましたが、それでも厳しい状況の中で粘った結果には満足しています。

帰る際、他の釣り人の状況を聞いてみると、台船ボートでの竿頭は200匹ほど、筏では600匹釣った方もいたとのこと。
この日は筏が当たりだったようです。
でも正直この辺りは運ですね。
ボウズはない!というだけでも十分です。
帰宅後、釣ったワカサギは天ぷらにして美味しくいただきました。
ワカサギは下処理が簡単で、塩もみするだけでOKなのが嬉しいポイントです。

あっという間に食べ終わり、「やっぱりもう少し釣りたかったな……」という気持ちになりました。
次回こそはリベンジを果たし、100匹超えを達成したいと思います!
コメント