みなさん、こんばんは。
播磨地域で釣りやアウトドアを楽しんでいるkazukiです。
各地で渓流釣りが解禁!
ついに待ちに待った渓流釣りのシーズンが開幕しましたね!
今年は例年通っていた揖保川を離れて、新たなフィールドとして鳥取県の千代川に挑戦することにしました。
ちなみに去年、揖保川での渓流解禁の記事はこちら。
解禁日を迎えた千代川は、まだまだ冬の名残を感じる寒さ。
しかし、その分透き通るような水と、雪景色の美しい渓流が広がっていました。
果たして初めての千代川でヤマメを釣ることができるのか……?
今回はそんな釣行の様子をお届けします!
今年の渓流釣りは揖保川ではなく千代川!なぜ?
私はこれまで10年以上、兵庫県を流れる揖保川へ渓流釣りに通ってきました。
渓流釣りを始めた当初、周囲には同じ趣味を持つ人はおらず、雑誌で見た美しい渓流魚に魅せられて、何も分からないまま友人と揖保川の解禁日に挑戦しました。
そこで釣り上げたのが、成魚放流された揖保川名物「サバアマゴ」。
当時の私はとてつもなく興奮したことを、今でも鮮明に覚えています。
その美しさと引きの強さに感動し、それ以来渓流釣りにどっぷりハマることになりました。
しかし、慣れ親しんだ揖保川での渓流釣りにおける状況は年々変化し、釣り環境の変化を肌で感じるようになりました。
そこで、今年は新たな河川を開拓しようと決意し、候補として「千代川」「千種川」「一庫大路次川」「加古川」をリストアップ。
その中で、調査を進めるうちに最も魅力的に感じたのが鳥取県を流れる「千代川」でした。
幸い、自宅からのアクセスも揖保川と大きく変わらず、加えて驚いたことに、これまで揖保川の年券を購入していた店が取り扱いをやめたとの情報がありました。
それでも千代川の年券は取り扱っているとのことだったため、千代川での渓流釣りを本格的にスタートさせることにしました。
千代川の渓相について
千代川の渓流釣り解禁日は3月1日。
今年は初めて行くこともあり、解禁日の釣りを存分に楽しむために朝4時半には自宅を出発しました。
事前に千代川漁業協同組合のホームページを確認すると、千代川では3月1日と2日に成魚放流が予定されているとのこと。
さらに、4月後半にも追加の成魚放流が行われるようです。
漁協の取り組みに力が入っているのが分かりますね。
今回は成魚放流の恩恵を受けるべく、放流予定のある智頭地区を釣り場として選択。
途中休憩をはさみながら、現地には朝7時過ぎに到着しました。
時間的にまだ放流時間には余裕があったため、周囲の渓相をチェック。



ネットで釣行ブログがある支流やブラウントラウトが生息している支流など…
メインとなるであろう支流を中心に見て回りました。
どれも良い渓相でワクワクします。
先週の寒波の影響で残雪が多く、川は美しい雪景色に包まれていました。
そんな中でもすでに釣り人が数名入渓しており、解禁日の期待感が漂っていました。
千代川で渓流釣り開始!
放流時間の9時を前に、釣りの準備を整えました。
久し振りに履くウェーダーやグローブ、ベスト。
準備を進めるにつれ、気持ちが高揚していきます。
タックルは使い慣れた渓流竿の「天平6.1m」に0.3号のナイロンラインを使ったとおし仕掛けに6号の針(ナノヤマメ)をセット。
9時頃になったので放流ポイントはどこだろうかと川を横目に車を走らせますが、全然わかりません。
いっそのこと天然狙いに切り替えようかと考えていると、放流現場を発見!
その放流箇所に入らせてもらおうと入りますが、すでに釣り人が多数放流を待っています。
少し竿を出してみますが、さすがは成魚放流、放流されたポイントから魚が全然動きません(笑)
諦めて他のところに行こうと車を走らせていると、たまたま放流のトラックを発見しました。
そこで、今後のこともあるのでついて行き、放流ポイントを確認することに。
おかげで智頭地区では大体どこで放流しているかが分かりました。
そして放流ポイントはシークレットなハズなのに、どこでもすでに釣り人がたくさん待っているのはご愛敬です(笑)
何か所か放流した後「放流も残り少なくなってきた」と漁協スタッフから伺い、せっかくなので竿を出そうとすると、こっそり「そこに放流して誰も入ってないからはよ入り」と耳打ちをいただきました。
お礼を言い、ありがたく入ろうとすると、初めてくるのと残雪が多いことで入渓ポイントが見つかりません。
そうこう考えていると、遠くから残雪をかき分け、何度も転びながら必死の形相で川に入る釣り師が見えました。
そう、目的は私が入ろうとしていたポイントです。
「あちゃ~やられたな。」と漁協スタッフの方も苦笑い。
正直ロープを持ってきていたのでその場から降りて先に陣取ることもできましたが、頑張る釣り師の姿を見た上ではそんなひどいことはできません。
そこで、次の放流ポイントについて行くことにしました。
ポイントに到着するとやはり釣り人は多数でしたが、残雪がすごく、誰も川へ降りずに護岸の上から釣っています
これはいけるのでは?ロープを使って川へ降りると、何とも狙いやすいポイント!

時刻は10時30分頃、やっと釣れそうな感じです。
しめしめと竿を出し、仕掛けを短めにセットして準備完了!
いざ千代川ヤマメ釣り!
無事にヤマメをキャッチ!
イクラを付けた仕掛けを流し出すとすぐに反応があり、簡単にヒット!

20cmほどのヤマメです。
成魚放流された個体にしては、ヒレも整っていて綺麗な魚体です。
これで無事、千代川で解禁することができました。
放流されたポイントが流れが弱いポイントのため、放流されたヤマメが群れて定位していました。
それを護岸の上から釣り人がポンポンと釣り上げる…渓流釣りではありえない、解禁でしか見られない光景です。
私はそのポイントには入れなかったため、少し下流で竿を竿を出します。
私も休憩しながら竿を出し、順調に釣果を伸ばしていきます。


しばらくすると、それを見ていた釣り人が「下流側に入らせてくれ」とロープを伝って降りてきました。
残雪も多く、かなり狭い場所だったので同じところは困りますが、下流なら問題ないかと「大丈夫です」と伝えます。
するとまさかの私と同じ場所にズカズカと乱入!狭くて竿を扱うのも大変になってしまいました。
ええ~と思いながらも、まぁ解禁だし仕方がないか…と横並びで釣りを続けます。
しばらくするとその釣り人は頭上の木に仕掛けを引っ掛けたりトラブルが多かったのか去っていきました。
揖保川では長らく成魚放流が無かったので久しぶりに経験しましたが、毎度この放流に伴う陣取り合戦はなかなかもやっとした気持ちにさせられます(笑)
やはり自然の中のびのびと釣るのが渓流釣りの醍醐味ですね。
その後はのびのびと釣りを続けられ、まずはヤマメを6匹手中に収めました。
その後少し場所移動し、上流に入ります。
ここが大当たりだったようで、護岸からは狙えないところを狙え、面白いように釣れました。







お昼頃に飽きてきたので納竿としました。
釣行のまとめ
最終的な釣果はヤマメ26匹でした。

今回、初めて挑んだ千代川の渓流釣りは、思い出に残る素晴らしい釣行となりました。
揖保川とは異なる渓相、新たなポイントの開拓、そして千代川特有の美しいヤマメとの出会い。
釣果にも恵まれ、今後もこの河川に通いたいと思える充実した一日でした。
千代川は放流管理もしっかりしており、釣り人にとって非常に魅力的なフィールドです。
今後、季節ごとの変化やポイントの詳細をさらに調査し、より良い釣果を目指したいと思います。
今後の課題としては、天然魚の生息状況の確認や、放流ポイント以外のエリアの調査を進めること。
より広い範囲で千代川の魅力を伝えられるよう、引き続き釣行を重ねていきます。
これからも千代川の釣行レポートを続けていきますので、ぜひまた読みに来てください!
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