みなさん、こんばんは。
播磨地域で釣りやアウトドアを楽しんでいるkazukiです。
春の訪れとともに、また千代川へと足を運びました。
前回の釣行では放流ヤマメの活性が高く、手応えある一日となりましたが、果たして今回はどうでしょうか。
放流された魚がまだ残っているのか、そして本流の状況はどう変化しているのかを確かめるべく、早朝から八東地区へと車を走らせました。
今回は爆風という予想外の試練に見舞われながらも、渓流釣りの魅力を存分に味わうことができた釣行となりました。
この記事では、その詳細を釣り人目線でお伝えします。
なお、前回の釣行内容はこちらです。
千代川・八東地区の本流で渓流釣り!釣行のきっかけと準備
前回釣行から日が浅いながらも、千代川の様子が気になり、再び釣行を決意。
千代川での渓流釣りのタイムリーな状況は、例に漏れずネットにあまり情報がないので、現地に赴いて確認するしかありません。
SNS系を使う人が少ないのか、年齢層が高いからなのか、ポイントを荒らされたくないからなのか…
各河川の渓流釣りの情報ってかなり少ない印象です。
さて、今回選んだのは前回釣り人が多く集まっていた八東地区の本流です。
前回釣行時にそこにいた釣り人に聞き、放流が行われたとの情報が確認できた堰堤周辺を目指します。
今回は楽しい渓流釣り仲間と挑みます。
道中は慣れ親しんだ揖保川の釣況もチェックしつつ、現地へと向かいます。
相変わらずダム上には釣り人が多く入っていました。
まとまった雨が降って青藻が飛んだら本流がスイッチオンするかもしれませんね。
本流でのルアー釣りに挑戦!チェイスありもバラシ連発…
ポイントに到着すると、すでに釣り人の姿が見えました。
ルアー釣りで狙っているようです。

そして、予報では風は弱めのはずでしたが、現地に到着するとまさかの爆風です。
気合を入れてウェーダーに着替えますが、予想外の爆風と曇り空で、体感温度はかなり低く、体が芯から冷えていきます。
天気予報ではそこまでの風速にはならない予報だったのですが、実際には長竿を扱うのが難しいほどの強風。
予定していた餌釣りは断念し、ルアーで狙うことにしました。
まずチョイスしたルアーは、前回調子が良かったメテオーラ45。
先行者の邪魔にならないよう、下流からエントリーし、堰堤の少し下流側に入りました。
川に立つと、より風が強く感じられます。

強風にも負けずに釣り上がって行きますが、何の反応もない状態が続き、堰堤の下の溜まりを狙ってみると、やっとチェイスがありました。
前回は細かくトゥイッチを入れると反応が良かったのですが、今回はミノーのただ巻きへの反応が良いようです。
ただ巻き&ストップを繰り返しているとヒットしましたが、タモに入れる寸前にバレてしまい、オートリリース。
その後も掛かりましたが、引き寄せてくる途中でバラしてしまいました。
あまりの寒さに一度車へ撤退しましたが、同行していた方はさらに下流で4匹掛けたとのこと。
バラシも多数あったようで、やはり流れの緩いところに溜まっていたようです。
支流へ移動で状況一変!連続ヒットで放流ヤマメを堪能
強風を避けるため、山々に囲まれていて風の穏やかな支流へと移動。
あまり川幅がなく、長竿の取り回しが大変なため、またルアーで挑みます。
ほかの釣り人は見当たらないので貸し切りの状態です。
まずは様子見で…とメテオーラ52をキャスト。
すると一投目からヒット!
ヒレの感じや、体表の状態からして恐らく放流ヤマメと見られる魚体です。

気をよくして釣り上がっていくと、ポイントごとにヤマメの反応が続く楽しい状況に。
何回でも果敢にチェイスしてくるので、アプローチを変えてどれに反応がいいかを探ります。
ミノーへの反応が落ちたタイミングでスプーンへ切り替えると再びヒット。

前回に引き続き、スピナーへは全く反応がありませんでした。
堰堤や深場など、魚が溜まりやすい場所ではしっかり反応があり、流し方やアプローチの違いで釣果に変化が見られた。
驚きのパターン発見!漂わせるだけで連続ヒット
支流での釣りの中で、あるおもしろい発見がありました。
基本的にアップクロスで釣り上がっていきますが、気分を変えてダウンクロスでも探ってみることに。
ダウンクロスでキャストし、流れの強い部分で巻いてくるのを止め、ルアーを流れに任せて漂わせてみると、なんとヤマメが連続ヒット。

たまたまだと思っていましたが、3匹連続で同じパターンで釣れたことで確信に変わりました。

魚にとって自然に見える動きがバイトを誘っているようです。
ついついトゥイッチを入れたくなりますが、我慢します(笑)

使えるシチュエーションは限られてきますが、引き出しとしては良さそうです。
最終的に午前11時頃、釣果に満足して納竿としました。
今回の釣果と次回への期待:天然ヤマメへの挑戦へ
最終的な釣果はヤマメが7匹でした。

ただ、バラシは倍以上あったので、まだまだ魚影の濃さを感じさせる一日でした。
日が空いても大雨などが降らない限り、放流されたヤマメはある程度同じ場所に滞留しているようですね。
同行した渓流釣り仲間も同じくらい釣られており、魚はまだまだいるようですね。
釣れたヤマメは子ども達へのお土産となり、美味しくいただきました。
今回のような放流ヤマメも楽しいですが、次回は本流での天然ヤマメを狙っていきたいと思います。
餌を豊富に食べた体高のある幅広アマゴは、まさに渓流釣りのメインターゲットです。
帰りに本流域の様子を覗きながら車を走らせましたが、釣れそうなポイントをいくつか見つけました。
今年は本流の釣れ始めが遅れている印象ですが、6月の釣行ではどのような展開になるか、今からすでに楽しみです。
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