みなさんこんばんは。
播磨地域で釣りやアウトドアを楽しんでいるkazukiです。
夜になると気温が下がり、クーラーがなくても過ごしやすくなってきました。
最近聞こえてくる釣果情報では、アオリイカやタチウオ、アジなど、秋の魚種が増えてきています。
さて、季節の移り変わりを感じるこの時期ですが、日中はまだ暑さが残っているため、夏らしいアクティビティを楽しむことにしました。
家族でキャンプに行ってきたので、その様子を振り返ってみたいと思います。
新田ふるさと村って?
今回選んだのは兵庫県神崎郡神河町にある『新田ふるさと村』という施設。
清流越知川の源流近くに位置するキャンプ場です。
こちらが、受付などを行う管理棟です。
売店やレンタルの受付も兼ねており、何か困ったことがあれば、ここに連絡します。(※17時まで対応)
まずは、今回この『新田ふるさと村』を選んだ経緯についてお話しします。
一人で行くならキャンプ場でなくても、山中であればどこでも構わないのですが、家族と一緒となるとそうもいきません。
私の家は兵庫県南部にあり、そこから車で2時間程度で行けるキャンプ場を探してみると、かなり多くの候補が見つかりました。
そこで今回は、以下のポイントに絞ってキャンプ場を探してみました。
これらの要件を満たすキャンプ場を探したところ、候補として3つ上がりました。
どのキャンプ場も、だいたい似たような場所に位置しています。
各キャンプ場のホームページや、実際に行った人たちの感想を確認した結果、「新田ふるさと村が良さそうだ!」ということで、こちらに決めました。
利用した施設の概要や料金は?
新田ふるさと村では、利用者のニーズに応じた6つの宿泊利用パターンが用意されています。
私が今回選んだのは、定員7名まで利用可能なログコテージです。
このログコテージは、オール電化のキッチン、エアコン、バス・トイレを完備しており、1棟貸しのため、小さな子供や女性でも安心して快適に過ごすことができます。
コテージと言えど周りは自然に囲まれた環境なので、リラックスした時間を楽しむことができます。
コテージの利用料金は季節や利用人数によって異なりますが、今回は大人2人と未就学児2人での利用でした。
その他具体的な料金については、以下にまとめましたので、参考にしてください。
ログコテージ利用料金:¥23,000
入村料:¥800(大人¥300×2、小人¥200)
環境整備協力金:¥400
各ログコテージには花の名前が付けられており、今回私たちが宿泊したのは、奥から二番目に位置する「コスモス」というコテージでした。
ほかには「マーガレット」「ラベンダー」「マリーゴールド」「アイリス」のコテージがあり、全部で5棟あります。
その日は少し暑かったためか、ほかの宿泊施設の利用者はほぼゼロでしたが、ログコテージは全棟利用されていました。
コテージの前には、BBQコンロスタンド、椅子・テーブル、タープ、ライトが設置されているため、食材さえ持ち込めば、ここで手軽にバーベキューを楽しむことができます。
ただし、網や炭は備え付けていないため、持参するか、売店で購入する必要があります。
入口を入ってすぐ正面にログコテージがあります。
ログコテージって、なんだか童心に帰ってワクワクしますよね!
正面にはキッチン、奥にはトイレとお風呂があり、右手には2階への階段、左手には和室と掘りごたつ式の机が設置されています。
入って左手にある掘りごたつ式の机と奥にある和室。
綺麗に保たれていました。
正面奥にあるキッチン、お風呂、トイレ。
水回り系も清掃が行き届いており、とても清潔感がありました。
階段を上がると、2階には寝室があります。
こういう場所で寝るのってワクワクしますよね!でも、ここにはクーラーが設置されていないので、夏の日中はかなり暑かったです。
お昼寝したら汗だくで目が覚めました。
1階のクーラーをいくらガンガンに効かせても、2階の温度はなかなか下がらなかったですね。
とはいえ、夜は涼しくなり、特に問題なく快適に過ごせました。
持って行ったものは?
今回のキャンプにあたり、家から持っていったものはこのとおり。
オートサイトだとどうしても荷物がかさばりがちですが、ログコテージなら持ち物は最小限で済むので、とても楽です。
ちなみに、飲み物が足りなくなったら、管理棟の売店や各所に設置された自動販売機で購入することができます。
ゴミについても、基本的には全て施設で回収してくれるので、後片付けも気楽です。
遊び場その①:陸地編
新田ふるさと村は周囲を山々に囲まれた自然豊かな施設です。
その自然を生かして子ども達が喜ぶような遊び場が用意されています。
陸地編と水辺編に分けて紹介します。
まずは陸地編から。
お山の大将広場。
管理棟でそりを借りると、ここで芝滑りを楽しむことができます。
当日は暑かったためか、広場は貸し切り状態でした!
誰もいない芝滑りを、子どもたちは思う存分楽しんでいました!
こちらは芝滑りの上にある水の滑り台。
遊ばせようかと思ったのですが、子ども達がこれには興味がなかったようなのでスルーしました。(笑)
水の滑り台の上には遊具もあります。
これはまあ公園にはよくある感じの遊具ですね。
色々と遊ぶ場所もあるのですが、それよりもあちこちにいる生き物の数が半端じゃありません。
生き物好きの子供はきっと大喜びすること間違いありません。
苦手な方にとっては地獄かもしれませんが。(笑)
なかなか街中では見かけない生き物がたくさんいます。
虫取り網と虫かごを持参することをおすすめします!
もし忘れてしまっても、ふるさと村では虫取り網のレンタルも行っているので安心です。
本当にかゆいところに手が届く気配りですよね。
見かけた生き物には、オニヤンマ、ルリボシヤンマ、ギンヤンマ、ミヤマアカネ、ニホントカゲ、ニホンカナヘビ、アカハライモリ、トノサマバッタ、ハンミョウ、ミヤマカラスアゲハ、カラスアゲハなどがいました。
カブトムシやクワガタムシも探せばきっと見つかると思いますよ。
遊び場その②:水辺編
次は水辺編です。
管理棟のスタッフにお伺いしたところ、子どもが遊べる水辺は主に2か所、管理棟の裏手とデイキャンプサイト前にあるとのことです。
こちらが管理棟裏手側です。
季節によってはアマゴのつかみ取りも楽しめるそうです。
結構深めの場所や高低差、流れのある場所もあるので、個人的には小学生くらいの子どもが遊ぶにはこちらの方が適しているかなと思います。
続いてデイキャンプ前です。
かなり浅場が続いていて、流れもほとんどありません。
見通しも良く、下流に大きな堰堤がある以外はいたって安全なエリアだと思います。
小学生以下の子供を遊ばせるならこっちがおすすめですね。
浅場でも生き物は豊富です。
ピンボケしてしまってますが、カワムツやアブラハヤ、カジカが大量。
これはモリアオガエルです。
渓流釣りをしているとたまに見かけますが、街中ではなかなかお目にかかれないカエルです。
その動きが鈍くて可愛いんですよね。
暑い日でも、清流を流れる冷水に浸かって遊んでいると、意外と涼しくて楽しめますよ。
感想・まとめ
新田ふるさと村は自然いっぱいで、子どもも大人も楽しめる素晴らしいキャンプ場でした!
特に小さなお子さんがいるファミリーキャンプには、ぴったりの場所です。
花火も楽しめる(※管理棟前の砂利場のみ)ので、星空の下での花火は特別な思い出となりました。
スタッフの方々も皆さん丁寧で優しく、施設内も手入れが行き届いていて、とても快適に過ごせました。
今回は夏に利用しましたが、次回は暑さが落ち着いた秋や、ホタルが舞う6月にも訪れてみたいと思います。
興味のある方は、ぜひ行ってみてください!
次は杉ん子キャビンに泊まってみるのもいいですね。
きっと新しい発見が待っていることでしょう!
コメント