明石の夜釣りでアナゴ好調!屏風ヶ浦で楽しむ秋の釣り!

海釣り

みなさん、こんばんは。
播磨地域で釣りやアウトドアを楽しんでいるkazukiです。

前回のエギング釣行から休みの日に何かと忙しく釣りに行けていませんでした。
明石市役所裏で真鯛が好調!という情報を耳にしたり、人工島で青物が回っている!まだまだエギングで釣れている!なんてブログを見ながら釣りに行きたい欲を募らせていました。(笑)

そうこうしているうちに楽しんでいたエギングシーズンはどうやら終わりを迎えた模様。
ということで狙いの魚種を変えて、アナゴを狙ってみることにしました!

屛風ヶ浦海岸で夜釣りスタート

秋の訪れを感じる夜、明石の屛風ヶ浦海岸に到着しました。
昼間の陽射しにはまだ少し秋の名残がありましたが、日が沈むと空気が一変。
冷たさが体を包み込み、冬が本格的に深まったことを感じさせます。

釣り人にとっては、防寒対策が欠かせない少し厳しいシーズンの到来ですが、この寒さがまた釣りの醍醐味を引き立てます。

週末のこの日は、20時30分ごろから釣りをスタートしました。
月明かりが砂浜を淡く照らし、波音だけが静かな夜を彩っています。
釣り座を砂浜に構え、椅子と小さなテーブルを並べると、そこはもう自分たちだけの特等席です。
波打ち際から漂う潮の香りに包まれながら、友人と二人、ゆったりとした時間が流れます。

ランタンの暖かな光が手元をぼんやりと照らし出し、その灯りの中で釣りの準備を進めます。
自然と向き合えるこの瞬間は、忙しい日常から解放される時間です。

驚いたのは、この夜、釣り場に他の釣り人の姿が見当たらなかったことです。
おそらくエギングシーズンが一段落し、釣り場も静けさを取り戻しているのでしょう。
週末にもかかわらず、貸し切り状態の広い海岸でのんびりと釣りを楽しめるなんて、贅沢の極みです。
この静けさの中で、波音や風のささやきに耳を傾けるだけでも、心が癒されていくようでした。

「今夜は良い釣りができそうだ。」そんな予感とともに、ゆっくりと釣りを始めました。

夜釣りの準備とアナゴ狙いの仕掛け

この日は、愛用の竿を3本持参しました。
それぞれの竿には一本針の仕掛けをセットし、砂浜にしっかりと固定できる三脚に立てかけます。


この準備が整うと、何が釣れるかのワクワクと期待で胸が高鳴ります。

仕掛けはお手製の一本針仕掛けです。


アナゴ釣りでは、針に掛かったアナゴが体を回転させて仕掛けを絡める「デスローリング」を行うのが難敵。
そのため、シンプルな一本針の仕掛けがトラブルを防ぎやすく、実際に釣果を上げるためにも理にかなっています。

この日の餌は、定番の青虫に加え、秋に釣り上げて冷凍保存していたアオリイカの切り身を使用しました。
青虫はオールマイティな定番餌として信頼度抜群ですが、アオリイカの切り身はその独特な香りでアナゴを誘い出す効果があるとされています。
実際、これまでにもイカの切り身を使ったときには良い結果が出ており、今回もその効果に期待を込めて準備しました。

準備が整い、1本目の竿を丁寧に海に投入。
鈴を取り付けて、次の竿の準備を進めます。ランタンの柔らかな明かりの中、波打ち際に竿が並んでいく様子は、何とも言えない心地よい時間です。

その矢先、静まり返っていた夜の砂浜に鈴の音が響き渡りました!
まだ2本目の仕掛けをセットしている途中だったので驚きましたが「早くも来たか!」と胸を弾ませながら竿に駆け寄ります。
第一投でいきなりのヒットの予感に、期待が一気に膨らみます。

次々と鈴を鳴り響かせてくれる魚たち

期待を込めてリールを巻くと、ずしりとした重みが伝わります。
釣り上げたのは、胴長30cmほどのちょうどいいサイズのアナゴ。

夜釣りスタート早々の幸運に、友人と喜びを分かち合いました。

しかし、その後はフグの猛攻に合います。
餌をとられるだけならまだしも、ひどい時はハリスを嚙みちぎってしまうのでやっかいな外道です。

餌を付けなおしたり仕掛けを再構築したりと整え直しながら、めげずに再びキャストを繰り返します。
幸い魚からの反応は途絶えないので集中力は切れませんでした。

そして21時30分ごろに、プチ時合が到来しました。

立て続けにアナゴやガシラ、ハゼ、ゴンズイなどが釣れ、賑やかな時間が訪れました。
あまりこの場所で色んな魚種を釣ったことはないのですが、今回はよく釣れました。

友人の竿に竿尻が浮き上がるような大きなアタリがあったときは「大物か?」と二人して大興奮しました。
以前カレイの良型が釣れたこともあったので油断はできません。
ところが、二人の期待を裏切って水面を割って出たのは巨大なヒガンフグ。
この釣り場でたびたび期待を裏切られるもはや“常連”の一匹でした(笑)
そんな笑いがこぼれるハプニングも、釣りの醍醐味の一つです。

そして寒さを感じる夜、釣り場で談笑しながらカップラーメンをすする時間はまさに特別なひととき。
潮風に吹かれながら食べる温かいスープの美味しさは、他では味わえません。

その後も飽きない程度にコンスタントにアナゴが掛かってくれました。
50cmほどの良型も釣れたので、バケツの中がにぎやかになりました。

アナゴ釣りの魅力と次回への期待

最終的な釣果としてははアナゴ6匹でした。
中には写真撮影中に海へ逃げられてしまったものもありましたが、それも含めて楽しい釣行となりました。

やはりアナゴ釣りの魅力は、のんびりとした時間の中で自然と向き合いながら釣果を楽しめること。
次回はさらに大物を狙い、異なるポイントにも挑戦したいと思います。

釣り上げたアナゴは自宅に持ち帰り、捌いて天ぷらにしました。
淡白でふわふわの身は、サクサクの揚げたてを塩でいただくと絶品です。

子どもたちにも大人気で、作っているそばから食べられてしまうので、あっという間に皿が空に。
釣りの楽しさだけでなく、美味しい食事を通じて家族との時間も楽しめるのが、アナゴ釣りの魅力ですね。

秋とタイトルに入っていますがもう暦は12月に入ります。
これから暖かくなるまでは釣り人にとって厳しい時期が続きます。
メバルなどの根魚に遊んでもらいながら冬の釣りを楽しんでいきたいと思います。

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