【明石メバリング攻略】ド干潮・激浅テトラ帯で釣果を出すには?冬の悪条件下での実釣レポートと教訓

海釣り

2月に入り、寒さもピークを迎えていますが、釣り人の皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

先週の投げ釣りに続き、今回は冬のライトゲームの華「メバリング」に行ってきました!

前回メバルを狙ったのは昨年の3月。

約1年ぶりのメバリングということで気合を入れて明石の海へ向かいました。

最近、明石周辺ではメバルの釣果が上向いているという噂もあり、期待値はMAXです。

しかし、現場で待ち受けていたのは「ド干潮」かつ「激浅」という、メバリングにはあまりに過酷な現実でした。

今回は、そんな悪条件下でもなんとか本命の顔を見ることができた実釣の様子と、「潮位が低い時のメバリングの難しさと対策」について、失敗談を交えながら詳しくレポートします。

【明石・屛風ヶ浦】メバリングの有望ポイントと当日の潮位状況

今回エントリーしたポイントは、明石エリアでも実績の高い「屛風ヶ浦海岸」です。

ここは石畳の突堤やテトラ帯が広がり、潮流の変化も富んでいるため、例年20cmオーバーの良型メバルが数多く釣れるマイホームグラウンド的な場所です。

過去には尺メバル(30cm)に迫る29cmを釣り上げたこともある、個人的な一級ポイントです。

メバルだけでなく、タケノコメバルやガシラ(カサゴ)などの根魚影も濃く、夜な夜なアングラーが訪れる人気スポットでもあります。

釣行日は2024年2月6日。
現地到着は20時過ぎでした。
事前に潮見表(タイドグラフ)を確認し、「潮位が低い時間帯だな」とは認識していましたが、現場について愕然としました。

「底が……丸見えだ」

普段なら海水に浸かっているテトラポットの基礎部分が完全に露出し、テトラ帯周辺の水深を目測すると、なんと20cmほどしかありません。

泳いでいる小魚のシルエットがはっきり見えるほどの浅さです。

メバルは「凪を釣れ」と言われますが、ここまで潮が引いてしまうと、警戒心の強い良型メバルは沖の深場へ落ちてしまっている可能性が高い状況です。

「これはボウズ(釣果なし)もありえるかもしれない……」そんな嫌な予感が頭をよぎりました。

【タックル紹介】低活性・激浅エリアを攻略するジグ単セッティング

厳しい戦いになることが予想されましたが、ここまできたら竿を出さずに帰るわけにはいきません。
この激浅シャローを攻略するために用意したタックルと仕掛けをご紹介します。

信頼の「ジグ単」×「ガルプ」を使用していきます。

  • リグ:ジグヘッド単体(ジグ単)
  • ワーム:バークレイ ガルプ!(Gulp!)シリーズ

私のメバリングにおける絶対的な定番セッティングです。
特に今回のように魚の居場所が限られ、活性が低いと思われる状況では、「匂い」と「味」で強烈に誘うガルプ素材が最強の武器になります。

水深が浅い場所で通常の1.5gや2.0gのジグヘッドを使うと、着水してすぐに底をついてしまい(根掛かり)、釣りになりません。

今回は可能な限り軽いジグヘッド(1.0g以下推奨)を選択し、表層直下をフワフワと漂わせるイメージで攻めることにしました。

ワームのセッティングも、その日の魚の活性に合わせて針の抜き位置を微妙に調整し、フッキング率を高める工夫を凝らします。

実釣スタート!雨とド干潮の二重苦…底見え状況でのアプローチ

20時過ぎ、実釣を開始しました。
空からはパラパラと冷たい雨が降り始めています。

冬の雨は体温を奪い、集中力を削ぐ大敵ですが、雨雲レーダーによると通り雨の予報。
「なんとか止んでくれ」と祈りつつキャストを続けます。

風は北風の微風。
明石エリアでは背中から風を受ける形になるため、キャストや糸ふけの管理はしやすい状況です。

まずはオープンエリア(何もない場所)へキャストしますが、案の定反応はありません。
水深が浅すぎるため、メバルが身を隠せる場所がないのでしょう。

そこで狙いを「テトラの際(キワ)」に絞ります。
普段なら根掛かり必至のコースですが、今日は底が見えている分、ストラクチャー(障害物)の位置が把握できるのが唯一のメリットです。

テトラギリギリにキャストし、海藻の上をなめるようにスローリトリーブ(ゆっくり巻く)していきます。

反応がない時間が続きましたが、諦めずに少しずつ立ち位置を変えながら探っていると……。

「ゴッ、ゴゴッ」

手元に伝わる小気味よいアタリ!

一度目は早合わせでフッキングミスをしてしまいましたが、魚がいることは確認できました。
再度、同じコースを通すと、またしても明確なアタリ。
今度は一呼吸おいてからスイープに合わせると、ロッドに重みが乗りました!

上がってきたのは18cmほどのメバル
サイズこそ小ぶりですが、この厳しいコンディションの中でひねり出した価値ある一匹です。

今年のファーストメバルということもあり、安堵感が広がりました。
その後すぐに同サイズを追加し、なんとかメバルの顔を見ることができました。

潮位低下でパターン変化?メバルから根魚(ガシラ)連発モードへ

本命のメバルが2匹釣れたことで、「このパターンでいける!」と思いましたが、海はそう甘くありませんでした。

時間の経過とともにさらに潮位が下がり、いよいよ釣りが成立するか怪しいレベルの浅さになってきました。

「表層」を引いているつもりが……

仕掛けを引いてくると、ゴツゴツと何かに当たる感触が増えました。
「海藻かな?」と思っていると、突然のヒット!

上がってきたのは15cmほどのガシラ(カサゴ)でした。

普段、メバル狙いの中層リトリーブでガシラが食ってくることは少ないのですが、この日は状況が違いました。

  1. 水深が浅すぎるため、表層を引いているつもりでも仕掛けが底付近を通っていた。
  2. 潮位低下により、メバルよりも底にへばりつく性質のガシラの方がまだ残っていた。
  3. 露出したテトラの穴から、エサを求めて出てきていた。

これらの要因が重なり、ここからは怒涛のガシララッシュに突入しました。

「またガシラか?」と思いつつも、中には20cmを超える良型も混じり、引き味としては十分に楽しめます。

ライトを照らして海中を観察すると、テトラの隙間には良型のガシラや、40cm級のクロダイ(チヌ)の姿も見えました。
魚影自体は濃いのですが、やはりこちらの気配が伝わっているのか、見えている魚はなかなか口を使ってくれません。

いわゆる「見えバスは釣れない」と同じ現象が海でも起きていました。
それでも、ブラインド(見えない位置)へキャストし、丁寧に底付近を通すことで、ポツポツと拾い釣りを楽しむことができました。

【釣行まとめ】ド干潮メバリングの教訓と今後の対策

23時頃、これ以上の潮位低下は釣りにならないと判断し、納竿としました。

【本日の釣果】

  • メバル:2匹(Max 18cm)
  • ガシラ:8匹(良型含む)
  • 合計:10匹

約3時間の釣果としては、数こそツ抜け(10匹以上)しましたが、メバル狙いとしては課題の残る結果となりました。
今回の釣行から得られた教訓をまとめます。

1. ド干潮のテトラ帯は避けるべき
今回の最大の反省点はこれに尽きます。遠浅の海岸やテトラ帯では、大潮の干潮時には水がなくなり、メバルの付き場が完全に消滅してしまいます。「魚がいるいない」以前に、物理的に釣りが成立しないエリアが出てくることを再認識しました。

2. 潮位が低い時は「水深のあるエリア」へ
もし同じような潮周りで釣行する場合は、以下のようなポイント変更が必要です。

  • 漁港の先端や船道(ミオ筋): 干潮でも一定の水深が保たれている場所。
  • 沖に伸びる堤防: 岸際は浅くても、少し投げれば深場に届く場所。

また、今回のように、メバルが厳しい状況でも、ガシラなどの根魚は遊んでくれることが分かりました。
状況に合わせて「今日は根魚狙いで穴釣りに切り替えよう」といった柔軟な対応ができれば、より釣果を伸ばせたかもしれません。

最後に

「ド干潮でもメバルは釣れるか?」というテーマへの答えは、 「釣れるが、非常に厳しく、場所選びを間違えると致命的」 という結論に至りました。

以前も干潮時に釣ったことはあるのですが、その時とは大きく状況が違いました。
同じテトラ周りだとしても推進の有無は重要な要素になりそうです。

とはいえ、厳しい状況下で考えながら魚を引き出すのも釣りの醍醐味です。
今回の教訓を活かし、次回は潮位もしっかり計算に入れた上で、良型メバルの爆釣を目指してリベンジしたいと思います!

みなさんも、釣行の際は「天気」だけでなく「潮位(タイドグラフ)」のチェックをお忘れなく。
それでは、よい釣りライフを!

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