こんにちは!GWの連休、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
今回は2026年のゴールデンウィーク真っ只中、鳥取県を流れる豊かな河川「千代川(せんだいがわ)」へと渓流釣りに行ってきました!
前日と前々日にはまとまった雨が降っており、「これは絶好のコンディションになるはず…!」と期待に胸を膨ませての釣行です。
千代川では解禁直後だけでなくGW前にも成魚放流が行われますが、今回はあえて本流に潜む美しく力強い「天然の幅広ヤマメ」に狙いを絞りました。
当日の川の状況や、釣果を劇的に分けたちょっとしたコツも交えながら詳しくレポートしていきます。
これから千代川へ行かれる方の参考になれば嬉しいです!
GW真っ只中の千代川へ!雨後の好条件と天然ヤマメへの期待
釣行当日、期待に胸を膨らませながら千代川に到着したのは朝の6時。
車のドアを開けると、5月とはいえ気温は8度とかなりひんやりしており、思わず身震いするほどの涼しさでした。
まずは川の状況をじっくりと観察します。
前日までの雨の影響が気になっていましたが、確認してみると「若干増水しているかな…?」と感じる程度の、渓流釣りにおいてはまさに「笹濁りのベストコンディション」と言えるわずかな増水でした。
水が少し動いている方が魚の警戒心も薄れるため、これは大きなチャンスです。
道中、すでにいくつかの支流には先行している釣り人の車が停まっているのを確認しました。
さすがはGW、全国から太公望が集まっており非常に賑わっています。
当初は朝一から本流で勝負をかける予定でしたが、私自身少し久しぶりの渓流釣りだったこともあり、まずは過去に実績のある支流のポイントに入り、川を歩く感覚や仕掛けの流し方を取り戻すことから始めることにしました。
実績のある支流へ入るも大苦戦…先行者の影と沈黙する川
支流に足を踏み入れ、いよいよ実釣スタートです。

今回用意した餌は、渓流釣りにおいて「雨後に強い」と定評のある太めのミミズ。
雨で増水した際には、土の中からミミズなどの土壌昆虫が川に流れ込むため、魚たちもそれを意識して捕食活動を行っているからです。
念のため水温を測ってみると、気温と同じく8度でした。

渓流魚が活発に餌を追い始める水温としては全く問題のない、むしろ適水温と言える数値です。
「この条件なら間違いなく出るはず」と自信を持って仕掛けを投入しました。
ところが、現実はそう甘くありません。
「ここには絶対にいるだろう」と確信を持っていた一級ポイントの反転流や淵の深みを流しても、目印は無情にも静かに流れていくだけで、軒並み不発に終わります。
いつもなら元気なヤマメやイワナが飛び出してくるはずの場所が完全に沈黙しているのです。
疑問に思いながら川岸を釣り上がっていると、その理由がすぐに判明しました。
砂地のポイントに、まだ真新しい釣り人の足跡が無数に残っていたのです。
前日の雨は昼頃には上がっていたため、どうやら午後から先行者がしっかりとこの区間を釣り上がった後のようでした。
GWのプレッシャーの高さを痛感しつつ、「このままここで粘っても反応は薄いだろう」と判断。
早々に支流を見切り、本来の目的である本流へと大きく移動を決断しました。
見切って本流へ大移動!気温上昇と共に訪れた歓喜の瞬間
車を走らせ、本命である千代川の本流ポイントへ到着した頃には、時刻はすでに8:00を回っていました。
朝一のひんやりとした空気が嘘のように、太陽が高く昇るにつれて気温がグングンと上がり、ウェーダーを着ていると少し汗ばむほどの暑さになってきました。
川沿いには春の草花が生い茂っています。

支流でまさかのノーフィッシュ(ボーズ)を食らってしまったため、正直なところ少し意気消沈しての再スタートです。
「本流もすでに人が入っていたらどうしよう…」という不安が頭をよぎります。
しかし、広大な本流の瀬に向かって仕掛けを投入した運命の第一投。
水馴染みしたミミズが自然に川底を転がるように流れた瞬間、ツンッ!と目印が鋭く引き込まれました。
反射的に手首を返してアワセを入れると、竿先から「ググン!ギュギュン!」という小気味良くも力強い引きが手元に伝わってきます。
慎重にタモに収めたのは、パーマークがくっきりと美しい19cmの天然ヤマメでした!

「よしっ!」と思わず声が出ます。
支流での沈黙が嘘のように、しっかりと魚がエサを追っていることを確認でき、肩の荷が下りてホッと一安心した瞬間でした。
怒涛の連続ヒット!釣果を劇的に変えた「針先」の重要性
一匹釣れたことで心に余裕が生まれたのか、それとも本流の水温上昇とタイミングがバッチリ噛み合ったのか、そこからはまさに「怒涛の連続ヒット」が始まりました。
流す筋を少しずつ変えながらポイントを探っていくと、気持ちのいいアタリが連発します。
しかも、驚くべきことに釣れてくるのは18cm〜24cmの丸々と太った良型ばかり!
夏の時期によく混じる「チビヤマメ(リリースサイズ)」が全く姿を見せず、掛かれば強い引きを楽しませてくれる最高の展開です。




しかし、順調に数を伸ばしていた中盤、アタリはあるものの掛からなかったり、水面でバラして(逃がして)しまったりする場面が連続しました。
「魚がスレてきたのかな?」とも思いましたが、ふと自分の仕掛けを確認してみると、川底の石に何度もコンタクトしていたため、針先がわずかに丸く鈍ってしまっていたのです。
渓流釣りにおいて、針先は命です。
すぐに新品の鋭い針に結び変えて再び仕掛けを投入すると、今までのバラシが嘘のように、再びガッチリとフッキング(針掛かり)するようになりました。


針先の状態が釣果にいかに直結するかということを、身をもって再確認できた貴重な経験でした。
もし「アタリがあるのに乗らない」と悩んでいる方がいれば、まずはこまめに針先を爪に当てて、滑らないかチェック(交換)することを強くおすすめします。
気温が上がってくるとカゲロウなどの川虫が水面を飛び回ります。
それにつられて魚の活性も上がってきたのか、盛期にしかでてこないような瀬でも当たりが頻発しました。

5月の千代川は良型の宝庫!大満足の最終釣果と次回の展望
夢中になって釣り上がり、予定していた車を停めた位置まで到達した10時頃に納竿としました。
実質2時間ほどの本流での釣りでしたが、結果は大満足の釣果となりました。
最終的な釣果は、18〜24cmの良型ヤマメがなんと14匹!
途中でバラしてしまった数を含めると、川の中にはまだまだ相当数の活性の高い魚がいたことになります。天然の幅広ヤマメ特有の、流れに乗ったトルクフルな引きを存分に堪能することができました。
釣れた魚は友カン(引き舟)に入れて川の中で生かしておいたため、最後に特にコンディションの良いものを6匹だけ家族で食べる分として選定し、残りの魚は「また大きくなって遊んでね」と感謝を込めて川へリリースしました。

今回の釣行で強く感じたのは、「5月の本流は良型を狙うのに最高のシーズンである」ということです。
これが水温の上がりきる7月頃になってくると、どうしてもその年に生まれた小さなチビヤマメの活性が高くなりすぎてしまい、エサを先に取られて今回のように「良型のみをキャッチし続ける」というわけにはいかなくなります。
5月はまだ稚魚が湧ききっておらず、かつ越冬から目覚めた大型の個体が体力を回復するために貪欲にエサを追う、まさにゴールデンタイムと言えるでしょう。
この最高の釣り味をすっかり堪能してしまったので、なんとかスケジュールを調整して、この好条件が続く5月中にまた千代川へ釣行予定をねじ込みたいと密かに企んでいます。
豊かな自然と美しい渓流魚に恵まれた千代川。
皆さんもぜひ、マナーを守って安全に、この素晴らしい釣り場でのルアーやエサ釣りを楽しんでみてくださいね!


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