小柿渓谷放流釣り場にて新春アマゴ釣り大会2025に参加!その結果は?

渓流釣り

みなさん、こんばんは。
播磨地域で釣りやアウトドアを楽しんでいるkazukiです。

新年初釣行となる2025年1月19日、兵庫県三田市にある小柿渓谷放流釣り場で開催された「新春アマゴ釣り大会」に参加しました。

小柿渓谷放流釣り場は山々に囲まれた自然豊かな渓流が特徴で、普段は静かな場所ですが、この日は35人もの参加者で釣り場が賑わいました。

この記事では大会の様子、釣果の詳細、そして学んだことや次回への意気込みについてご紹介します!

小柿渓谷放流釣り場について

小柿渓谷放流釣り場は、四方を山々に囲まれた静かな渓流です。
冬の澄んだ空気と朝日に輝く水面がとても美しく、訪れるだけでリフレッシュできる場所です。
自然渓流の魅力がありつつも放流釣り場なので、初心者からベテランまで楽しめるのが特徴です。

設備としては駐車場や簡易トイレが整備されていますが、トイレは仮設のものなので女性やお子さんがいる方は注意が必要です。
また、事務所では餌や釣り具も販売・レンタルも実施されており、急な忘れ物にも対応可能。
バーベキューをするのもOKで、家族連れでも安心して楽しめる釣り場です。

大会の概要・受付から大会スタートまで

当日は朝8時から受付開始とのことでしたが、初めての大会参加ということもあり勝手がわからなかったので、私は7時半頃に現地に到着。
すでに駐車場には多くの車が停まっており、釣り大会への熱気を感じました。

ここが受付や釣り具の販売・レンタルをする事務所です。

今回の大会には35人が参加し、そのうち子どもも2人含まれていました。
スタッフの方がインスタグラムに投稿されていましたが、大会は大人の部と子どもの部に分かれて行われるため、子どもはほぼ入賞するみたいです(笑)

大会のルールはシンプルで、9時から11時半までの制限時間内に釣ったアマゴの数で競います。
また、入賞者には表彰とお米や野菜といった商品が贈られるほか、参加者全員にラッキー賞が用意されており、誰でも楽しめる大会になっています。

受付では、釣りをする区画を決めるためにくじ引きを行います。
私が引き当てたのは事務所のすぐ前、左岸のエリアです。
この場所は初めての釣り大会で気になる点もありましたが、期待を胸にスタート準備を進めました。

今回の大会参加費用は6,000円で、エサはイクラ、ブドウ虫、ミミズから選択可能。
イクラは大会参加費用に含まれているため、今回はイクラをメインに使うことにしました。
予備としてブドウ虫も持ってきています。

ちなみに、小柿渓谷放流釣り場を訪れるのは10年ぶり二度目。
初回の訪問は渓流釣りを始めたばかりの頃でしたが、それ以来、揖保川の自然渓流で渓流釣りを磨いてきた私にとって、この大会は10年越しの腕試しの場でした。

8時半には区画に入り、偏光グラスで水中の様子を確認。


さすがに放流されていない状態ではアマゴの姿は見えませんでした。
目視では特に特徴がなく、放流されたアマゴがどのように動くかを想像しながら仕掛けを準備します。

自然渓流で愛用している「天平6.1m」に0.2号の通し仕掛けをセットし、3号のガン玉を装着。
まさに勝負の準備は万端です。

9時直前、スタッフが各区画にアマゴを放流。
放流が終わると、ついに大会のスタートの合図が鳴り響きました。

苦戦の連続!放流アマゴの謎の動き

大会開始直後、管理釣り場では放流直後が勝負と言われます。
しかし、放流されたばかりのアマゴたちはどこかに消えてしまい、イクラを流しても全く反応がありません。

偏光グラスで水中を確認しても、アマゴの姿はどこにも見えません。

「これは一体どういうことだ?」と考えつつ、中央にある大岩の下にアマゴが隠れているのではないかと仮定してアプローチを試みます。
しかし、それでも結果はゼロ。
アマゴからの反応がないどころか、魚が全く見当たりません。

9時半を過ぎても釣果が上がらず、焦りが募ります。

10時を迎えても状況は変わらず、自然渓流で鍛えたハズのナチュラルドリフトでエサを流しても無反応。
周囲の参加者たちはポツポツとアマゴを釣り上げている中、自分の状況に次第に絶望感が増していきます。

10時半ごろ、日差しが水面に差し込み始めると、ようやく大岩の下から出てきたアマゴたちの姿が確認できるようになりました。
放流されたアマゴは、大岩の下でじっとしていたようです。

ここからようやく1匹目を釣り上げることに成功。

真っ黒なアマゴです。
しかし、その後も連続ヒットとはならず、1匹1匹を絞り出すようなペースが続きます。

大会終了後に訪れたドラマ

11時半、大会終了のアナウンスが流れ、大会が終了。
私の釣果は4匹と明らかな貧果です。

正直、最下位を覚悟しました。
ところが事務所横で計測を行い結果を見ると、1匹しか釣れなかった参加者が1名だけおり、なんとか最下位は免れました。

入賞商品はお米や新鮮な野菜といった実用的なものが用意されており、他にもラッキー賞として参加者全員に何らかの景品が当たる優しい仕組みです。


私は最後に名前を呼ばれ、小柿渓谷放流釣り場で使える800円分の割引券を受け取りました。

大会の授賞式終了後「この結果では満足できない!」という思いから、大会終了後に再び自分の区画に戻って釣りを再開。
驚くことに、大岩の下からはアマゴたちが次々と姿を現しています。

大会中とは打って変わってアマゴが活発に動き出し、仕掛けに果敢にアタックしてきました。
特に、大岩の周辺に群がるアマゴに対して、仕掛けを少し動かしてアクションを加えると効果的でした。

わずか30分で釣果を13匹まで伸ばすことができました。
大会中の貧価は一体なんだったのでしょうか。

大会中には見られなかったこの状況に、「管理釣り場特有の難しさ」を改めて痛感。
特に釣り方を変えたわけではなく、まさにアマゴのスイッチが入っただけでこれだけ変わったのだと思います。
アマゴは放流直後よりも、時間が経ってから活性が上がることもあるのだと学びました。

小柿渓谷放流釣り場での釣りのコツ

正直今回の釣行ではコツが何なのかはっきりつかむことはできませんでした。

ただ基本的に管理釣り場は、放流直後のタイミングが勝負とされますが、実際にはアマゴの活性が上がるタイミングを見極めることが重要だと痛感しました。
偏光グラスを活用し、日差しの入り方や水中の様子をこまめにチェックすることで、効率的な釣りが可能になるかと思います。

スタッフの方からは「区画によっても釣れ方が違うし、一概に何が良いとは言えない」「スイッチが入ると一気に釣れ出す」とも伺いました。
やはり生き物相手のため、型に当てはめるのは難しいですね。

また、大会中の私の経験では、ナチュラルにエサを流すよりも、仕掛けにアクションを加えたほうが効果的でした。特に、イクラをエサに使用する場合は、エサが目立つように仕掛けを動かす工夫が求められます。
この辺りも自然渓流とはまた違った難しさを感じました。

次回のリベンジに向けて

釣ったアマゴは全て持ち帰り、子どものリクエストで三枚におろして唐揚げにしました。
カリッと揚がったアマゴは絶品で、家族全員で美味しくいただきました。
この瞬間こそ、釣りの楽しさを実感できる時間だと思います。

今回の大会では結果を残せませんでしたが、管理釣り場ならではの難しさを学び、大きな収穫がありました。
次回は放流直後のアプローチを工夫し、より高い釣果を目指したいと思います。

小柿渓谷放流釣り場は、美しい渓谷と豊かな自然に囲まれた素晴らしい釣り場です。
釣り初心者から上級者まで楽しめる環境が整っており、大会以外の日でも訪れる価値があります。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ一度足を運んでみてください!

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