冬の釣りと言えば何を思い浮かべますか?
寒さに震えながらも、その繊細なアタリと食味の良さで釣り人を熱くさせる「ワカサギ釣り」。
今回は、兵庫県三田市にある関西屈指のフィールド「青野ダム」での2024年初釣りの様子をお届けします
「ワカサギ釣り=高価な電動リールが必要」と思っていませんか?
実は、10年以上前の手巻きリールや100均アイテムでも十分に楽しめます。
今回は、実際に手巻きタックルで100匹オーバー(束釣り)を達成した実釣レポートと共に、青野ダムの魅力や、釣れない時間帯を乗り越えるコツ、そして釣った後の絶品レシピまで、余すところなくご紹介します。
これからワカサギ釣りを始めたい方、青野ダムへの釣行を考えている方は必見です!
兵庫県三田市「青野ダム」は冬のバス&ワカサギ釣りの聖地
まず、今回の舞台となる「青野ダム」について詳しく解説しましょう。
青野ダム(千丈寺湖)は、兵庫県三田市に位置する多目的ダムです。
京阪神エリアからのアクセスも良く、週末には多くのアウトドアファンで賑わいます。
このダムの特徴は、自然環境への配慮が行き届いている点にあります。
魚が遡上しやすい川づくりの一環として、ダムの上下流をつなぐ魚道が整備されていたり、湖畔には多様な植栽が施されていたりと、人工物でありながら自然に近い環境が保たれています。
そのため、生態系豊かな「生き物の楽園」になっています。
釣り人の間では、青野ダムと言えば「バス釣りのメジャーフィールド」として有名です。
冬場でもビッグバスを求めて多くのアングラーが訪れます。
しかし、ここ数年は「ワカサギの魚影が濃い」ことでも注目を集めています。
バスにとってワカサギは格好のベイト(餌)。
捕食者であるバスと、被食者であるワカサギが、不思議なことに高いレベルで均衡を保ち共存している、非常に生命感あふれるフィールドなのです。
初心者でも100匹越え!? 青野ダムがワカサギ釣りに最適な理由
なぜ、青野ダムのワカサギ釣りはこれほどまでに人気なのでしょうか。
兵庫県内には長谷ダムや佐仲ダムなど、他にもワカサギ釣りができるスポットはありますが、私が「青野ダム一択」になりつつある理由をご紹介します。
1. 圧倒的な魚影の濃さ(放流事業の成功)
最大の理由は、なんといっても「釣れるから」です。
青野ダムのワカサギは自然繁殖に任せるだけでなく、現地の「アウトドアハウス アオノ」さんが熱心に孵化・放流事業を行っています。
この管理体制のおかげで、個体数が非常に安定しています。
「初心者だから釣れないかも…」「魚探がないと無理では?」という心配は無用。
底に落として誘うだけで、初心者でも数釣りが楽しめるポテンシャルがあります。
- 私の実績: 毎回手巻きリールで100~200匹
- 上級者の実績: 電動リール二刀流などで1,000匹超えも!
2. コスパと手軽さ
県内の他の釣り場と比較すると、料金設定も良心的ですが、それ以上に「釣果への期待値」を加味したコストパフォーマンスが抜群です。
「安くても釣れない」ではなく、「適正価格で爆釣できる」のが青野ダムの魅力です。
【アクセス・予約方法】手ぶらもOK!アウトドアハウスアオノの利用ガイド
青野ダムでワカサギ釣りを楽しむには、「アウトドアハウス アオノ」さんでの予約が必須です。
システムや料金、当日の流れをまとめました。
| 項目 | 詳細 |
| 施設名 | アウトドアハウス アオノ |
| 予約方法 | 電話または公式HPより要予約 |
| 利用料金 | 大人 3,300円(税込) ※ボート送迎代込み |
| レンタル | あり(別途料金)。竿・リール・仕掛け一式など ※手ぶら釣行も可能です |
| 釣り時間 | 8:00頃 ~ 15:00(受付は7:30~) |
青野ダムのワカサギ釣りは、岸から釣るのではなく、湖上に設置された「筏(いかだ)」または「木船(カセ)」に乗って行います。
釣り場までの流れは下記のとおり。
- 受付: 朝7:30から受付開始。
- 送迎: スタッフの方が操船するボートでポイントまで送迎してくれます。これがちょっとしたクルージング気分で楽しい瞬間です!
- ポイント: その日によって、魚影の濃い場所に設置されたポイントへ案内してくれます。「毎日場所が微妙に違う」というのも、釣らせるための工夫ですね。
- トイレ休憩: 湖上に取り残される心配はありません。約1時間半ごとに見回りのボートが来て、トイレ休憩などで陸へ送迎してくれます。女性や子供連れでも安心です。
【実釣レポート】あえて「手巻きリール」で挑む!100均道具でも釣れるのか?
さて、いよいよ実釣です。
時刻は朝8時半。

美しい朝日を浴びながら、ポイントとなる筏に到着しました。
周囲を見渡すと、常連さんの多くは最新の「電動リール」を使用しています。
「ウィーン」というモーター音が響く中、私が取り出したのは…10年以上前の手巻きタックルです。
筆者のタックル紹介(ハイコスパ仕様)
あえてアナログで挑むのには理由があります。
「ワカサギ釣りの電動化の波」に乗れなかった…というのもありますが(笑)
「自分の手で巻き上げる感覚」こそが釣りの醍醐味だと感じているのも正直なところです。
- 竿・リール: 10年以上前に購入したワゴンセールのセット品(メーカー不明)
- ライン: PEライン 0.4号(8lb)
- Point: ワカサギ釣りでラインブレイクすることは稀なので、細めのPEで感度を重視します。
- 仕掛け: 市販のワカサギ仕掛け(針1.5号~2号)
- オモリ: ナス型オモリ 5号
- 餌: 紅サシ(半分にカットして使用)
- 秘密兵器: 寄せっコ(集魚板)
- 重要: 仕掛けの一番上に付けることで、回遊してくる群れを足止めする効果があります。これがあるのとないのとでは大違いです。
- 便利グッズ: 100均(セリア)で揃えたボウル、ハサミ、収納ケース



ファーストヒットは即座に!
仕掛けを底まで落とし、少しだけ巻き上げて待ちます。

すぐに竿先が「プルプルッ」と震えました。
この繊細なアタリ!電動にはない、手元にダイレクトに伝わる生命感がたまりません。
軽くアワセを入れて巻き上げると、美しい銀色のワカサギが登場。


魚探なし、手巻きリールでも、青野ダムのポテンシャルがあれば関係ありません。
しかし、ここから試練の時間が始まります。
釣果を伸ばすコツは「時合」!魔の沈黙タイムを乗り越える方法
スタート直後は順調かと思われましたが、その後は「アタリはあるのに乗らない」「群れが去ってしまった」という我慢の展開に。
午前中の苦戦(活性が低い時の対処法)
開始から1時間ほどで釣果は23匹。
周囲の電動リール勢も同じようなペースのようで、どうやらこの日は午前中の活性が低いようです。

ワカサギ釣りでは、魚が口を使わない「魔の時間帯」が必ずと言っていいほど訪れます。
ここで諦めてはいけません。
私が実践している「渋い時の対処法」をご紹介します。
- 餌をこまめに変える: 紅サシのエキスが出切ってしまうと食いが落ちます。面倒でも頻繁に新しい餌に付け替え、常に「新鮮な匂い」で誘います。
- 誘いのパターンを変える: 激しく動かすのではなく、ゆっくり聞き上げたり、あえて底に放置したりと、リアクションを変えてみます。
- タナ(水深)を微調整する: 底ベッタリなのか、少し浮いているのか。10cm単位で調整を探ります。
13:30~ 爆釣モード(時合)突入!
お昼過ぎ、13時半頃の釣果は55匹。

「今日は100匹無理かな…」と不安がよぎります。
腰も痛くなってきたので、送迎ボートで一度陸に上がり、トイレ休憩とストレッチ。
気分転換は重要です。
そして、席に戻った直後でした。 突然の入れ食いタイム(時合)到来!
仕掛けを落とせば即アタリ!巻き上げて外して、また落とせば即アタリ! いわゆる「ラッシュ」です。
1匹掛かってもすぐに上げず、少し待つことで「連掛け(鯉のぼり状態)」を狙います。

これが決まると効率が一気に倍増します。
結局、終了の15時前までの約1時間強で、午前中の釣果を上回るペースで釣り続けました。
最終釣果は108匹!
目標の束釣り(100匹越え)達成です。
諦めずに竿を出し続けた粘り勝ちでした。

釣った後は絶品グルメ!下処理不要のワカサギ簡単レシピ
ワカサギ釣りの楽しみは、家に帰ってからも続きます。
泥抜きや面倒な内臓処理が必要な魚も多いですが、ワカサギは下処理が圧倒的に簡単なのが魅力です。
- 洗う: ボウルにワカサギを入れ、流水で優しく洗います。
- 塩揉み: 粗塩を適量まぶし、優しく揉み込みます。(ぬめりや汚れを取るため)
- すすぐ: 再度水で洗い流し、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取れば完了!
- 注意: 身が柔らかいので、力を入れすぎるとお腹が裂けてしまいます。優しく扱いましょう。内臓やウロコを取る必要はありません.
これだけで処理は完了。
かなり楽ですよね。

今回の調理方法は子供たちのリクエストで「唐揚げ」にしました。

- 作り方: 水気を切ったワカサギに片栗粉(または唐揚げ粉)をまぶし、180℃の油でカラッと揚げるだけ。
揚げたてを頬張ると、サクサクの食感と、ほろ苦い内臓の旨味、そして身の甘みが口いっぱいに広がります。
子供たちもスナック感覚で「美味しい!美味しい!」と手が止まらず、108匹があっという間に完食されてしまいました。
他にも、天ぷらや南蛮漬けも絶品です。
自分で釣った魚を家族で囲む食卓は、何にも代えがたい幸福な時間です。
まとめ:青野ダムのワカサギ釣りは冬の最高のアクティビティ
今回は兵庫県三田市「青野ダム」でのワカサギ釣りレポートをお届けしました。
今回の釣行のポイント
- 青野ダムは魚影が濃い: 初心者や手巻きリールでも十分に「束釣り(100匹)」が狙える。
- 手ぶらOK: 「アウトドアハウス アオノ」でレンタル完備、トイレ送迎もあり安心。
- 粘りが大事: 活性が低い時間帯があっても、必ず「時合」は来る。諦めずに誘い続けよう。
- 食味も最高: 面倒な下処理なしで、その日の夕食が豪華に。
高価な道具を揃えなくても、防寒対策さえしっかりしていれば、誰でも気軽に楽しめるのがワカサギ釣りの魅力です。
次回の休日は、ご家族や友人を誘って、青野ダムで「冬の爆釣体験」をしてみませんか?
釣りを楽しんだ後は、次は春の「メバリング」や、夜釣りの「アナゴ」狙いなどの計画も立てています。
四季折々の播磨の釣り情報をこれからも発信していきますので、ぜひチェックしてください!



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