すっかり季節も進み、上着がいらないほどポカポカと暖かい陽気になってきましたね。
気温の上昇とともに海の魚たちも活性が上がり、ソワソワし始めているのではないでしょうか。
今回は、久しぶりに明石市にある人気スポット「江井島海岸」へと足を運んでみました。
休日の昼下がり、のんびりとした海辺の空気を感じながら、お手軽かつ実績抜群の「穴釣り」で愛嬌たっぷりの根魚たちと戯れようという作戦です。
短時間でもしっかり癒される釣行の様子をお届けします!
賑わう昼下がりの江井島海岸と、潮止まりのチャンス
釣行したのはお昼を少し過ぎた時間帯。
すっかり暖かくなり、アウトドアやレジャーが最高に楽しい季節になってきたこともあってか、この日の江井島海岸はバーベキューを楽しむご家族やグループで大賑わいでした。
どこからともなく漂ってくるお肉の焼ける香ばしい匂いや、ビーチバレーに興じる若者たちの楽しそうな歓声。
そんな平和で活気ある風景を横目に、私は釣り竿を片手に静かに漁港周りや、石畳、テトラ帯へと足を踏み入れました。
海辺に到着してまずは潮回りを確認すると、ちょうど下げ止まり(干潮)のタイミング。

普段は海中に沈んでいるはずの場所までずいぶんと潮が引いてしまっていました。
根魚たちが好んで潜むポイントの多くが陸地になってしまっており、一見すると「釣りづらいかな?」と思える状況です。
しかし、穴釣りにおいてはこれが必ずしもデメリットにはなりません。
水がある場所が限られているということは、逆に言えば「魚が潜んでいるポイントも絞り込まれている」ということ。
狙うべき穴が明確になるため、食欲旺盛な根魚は「いれば釣れる」というシンプルな勝負になり、効率よく探っていくことができるという大きな利点があるのです。
コスパ最強!ダイソータックルで挑むお手軽セッティング
今回使用していくのは、釣り人のお財布に優しい「ダイソー」で購入したお手軽タックルです。

100円ショップの釣り具と侮るなかれ、最近のダイソータックルは非常に優秀で、堤防からのちょい投げや今回のような足元の穴釣りには十分すぎるほどの性能を発揮してくれます。
このロッドとリールに軽量のジグヘッドを結び、メバリングなどでよく使われる2インチの小型ワームをセットします。

エサ釣りも楽しいですが、ワームを使えばエサ付けの手間が省け、手が汚れることもありません。
準備が非常にスピーディーに終わるのも、手軽なルアーフィッシングの魅力ですね。
実はこの日、スケジュールの都合で子供も一緒に来ていることもあり、釣りが出来る時間は1時間もありませんでした。
しかし、穴釣りは「勝負が早い」のが最大のメリット。
「仕掛けを穴に落とす→アタリがいれば釣れる→いなければすぐに次の穴へ移動する」というように、非常にテンポよく広範囲を探ることができます。
限られた時間の中で釣果を出したい短時間釣行には、まさにうってつけの釣り方と言えるでしょう。
石畳の隙間は根魚のマンション!サイトフィッシングを楽しむ
準備が整ったところで、まずは足元に広がる石畳の隙間から狙っていきます。
海面を覗き込むと、水深はわずか10cmにも満たないような浅瀬。
しかし、そんな僅かな隙間にも彼らは身を潜めています。
良さそうな穴を見つけてワームを落とし込み、チョンチョンと軽く誘いを入れると……
何個目かの穴を探ったところで早速「ブルブルッ!」と小気味良いヒット!顔を出してくれたのは、くりっとした目が可愛らしいムラソイでした。

サイズはまだまだ小ぶりですが、こんな浅場でも果敢にルアーにアタックしてくるアグレッシブさが根魚釣りの面白いところです。
「よしよし、相変わらず江井島海岸は根魚の魚影が濃いな」と一安心。
その後もテンポよく石畳の隙間を打っていくと、ムラソイが連続でヒットしてくれます。

水深が極端に浅いため、石の影から魚が飛び出してきてワームに食いつく瞬間が丸見えになることも。
この「サイトフィッシング(見え釣り)」は視覚的な興奮が大きく、ルアーフィッシングの醍醐味をダイレクトに味わえます。
江井島海岸は人気の釣り場ということもあり、休日には多くの釣り人が訪れます。
しかし、その多くは石畳や砂浜、テトラ帯から沖に向かって仕掛けを投げる「投げ釣り」をされています。
皆が遠くの海を狙っている中、実は足元のちょっとした隙間にこれだけたくさんの魚が潜んでいるのです。
まさに「灯台下暗し」ですね。
テトラ帯へ移動!24cmの良型ガシラが強烈アタック
石畳エリアで5匹ほどのムラソイと遊んでもらった後、今度は少し移動してテトラ帯へとエントリーしました。
テトラ帯は石畳よりも複雑な隙間が形成されており、より大型の根魚が潜んでいる期待が高まります。
足元に十分注意しながら、深さのありそうな穴を探してワームを落とし込みます。
すると、移動して一つ目の穴を探った瞬間に「ガツン!!」という強烈なアタリがロッドに伝わりました!
先ほどのムラソイとは明らかに違う重量感。
テトラに潜られないように一気に巻き上げると、上がってきたのは立派な体高をした24cmのガシラ(カサゴ)でした。

足元の小さな穴に、こんな大物が潜んでいるから穴釣りは侮れませんよね。
過去には、この江井島海岸の穴釣りで尺越え(30cm以上)のタケノコメバルを引きずり出したこともあるほどです。
油断していると一瞬で根に潜られてしまうスリルもたまりません。
その後もテトラ帯での連続ヒットは止まりませんでした。
漁港周りの石積みも探ってみましたが、こちらも反応良好!
ムラソイや小型のガシラが元気よく顔を出してくれました。

途中、岩に擦れてジグヘッドの針先がなまっていたことに気付かず、フッキングが甘くなって途中で外れてしまうことも何度かありましたが、終わってみればちょうど10匹の根魚を釣り上げることができました。
短時間で大満足の釣果!江井島海岸の穴釣りはやっぱり最高
あっという間にタイムリミットの時間がやってきて、本日の釣行は終了。
水を張ったバケツの中を覗き込むと、釣れた魚たちが元気に泳ぎ回っています。
中でもやはり、テトラ帯で釣り上げた24cmのガシラは圧倒的な存在感を放っていました。

今回はもともと用事の合間の釣行であり、持ち帰って調理する時間もなかったため、バケツに残っていた魚たちもすべて優しく海へリリースしました。
「楽しませてくれてありがとう」と声をかけてお別れです。
久しぶりの江井島海岸での穴釣りでしたが、相変わらずたくさんの根魚たちが棲みついていることがしっかりと確認できました!
お手軽なタックルで、短時間でも十分に癒しと興奮を与えてくれる穴釣り。
これから釣りを始めてみたい初心者の方や、子供でも楽しめるのでファミリーフィッシングにも心からおすすめできる釣りです。
ただし、石畳やテトラ帯は滑りやすく危険な場所もあります。
釣行の際は必ず滑りにくい靴(フィッシングシューズなど)を履き、万が一に備えてライフジャケットを着用して安全第一で楽しみましょう。
皆さんもぜひ、休日のちょっとした空き時間に江井島海岸へ足を運び、足元に潜む可愛らしい根魚たちを探してみてはいかがでしょうか。
私も近いうちに、またお手軽フィッシングに出かけようと思います!



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